
povo2.0とUQモバイルは同じau回線だけど結局どっちがいいの!?
povo2.0とUQモバイルは「au回線を使える」という意味では同じカテゴリにあります。
しかし、サービス内容や手続き方法の違いにより
povo2.0とUQモバイルのどちらに向いているかは人によって分かれます。
本記事では楽天モバイルに勤める筆者が、povo2.0とUQモバイルを徹底比較していきます!



【経歴】
・ソフトバンクに8年勤め、その経験を活かし楽天モバイルに転職
・モバイル業界にまつわるさまざまな疑問についてお答えします




UQモバイルに向いている人


くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL | |
基本料 | 1,628円(3GB) | 2,728円(15GB) | 3,828円(25GB) |
自宅セット割 | -638円 | -638円 | -858円 |
UQ応援割 | × | -1,100円 | -1,100円 |
割引後 | 990円 | 990円 | 1,870円 |
UQモバイルは選んだプラン・キャンペーン適用によって料金が決まる仕組みで、
最安値は990円となっています。
UQ応援割の適用は1年間なので注意しましょう。
- 安くなるならセット割を組んでも大丈夫な人
- 毎月決まったデータ量を使う人
- 毎月決まった料金がいい人
- サポートが絶対必要な人
自宅のインターネットをauひかりにしても大丈夫な方・電気をauでんきに変えてもいい方は自宅セット割が適用になります。
また、ご自身・ご家族に5歳から18歳の方がいらっしゃる場合はUQ応援割が適用になるのでぜひ利用しましょう。
さらに店頭でサポートが受けられるサービスは、必要な方にとってはとてもありがたいのではないでしょうか。
有料ですが、安心を買うという意味では良い買い物かもしれませんね。
povo2.0に向いている人


【データトッピング】 | 【使用可能期間】 | 【料金】 |
データ使い放題 | 24時間 | 330円 |
データ追加 1GB | 7日間 | 390円 |
データ追加 3GB | 30日間 | 990円 |
データ追加 20GB | 30日間 | 2,700円 |
データ追加 60GB | 90日間 | 6,490円 |
データ追加 150GB | 180日間 | 12,980円 |
povo2.0は基本料0円で、好きなタイミングでデータを使用することができるトッピングが特徴です。
- 一人でも料金を安くしたい人
- セット割とか家族割を考えたくない人
- 毎月使うデータ量がバラバラ人
- ウェブ申し込みに慣れていてサポートは不要な人
自宅のインターネット環境も電気もマンションやアパート指定のものが入っていて、
さらには管理費に含まれているという方は多くいらっしゃいます。
最近の集合住宅では、そのあたりの環境が整っているのは珍しくありません。



インターネットとセットにすると安くなるって言われても、うちは管理費に含まれてるから変えられないのよ!
という不満の声を漏らす方も。
povo2.0はセット割の概念がないため、セット割が組めないという方も十分安くなります。
家族の協力を得られなくても、自宅のインターネットを変えられなくても大丈夫なんです。
使うデータ量での比較


1ヶ月間でデータ量をどれだけ使うかは人それぞれ。
本項では月間のデータ量消費でUQモバイルとpovo2.0どちらが向いているかをまとめてみました。
【0GB〜1GB】データ消費ほとんどない人→povo2.0
コロナが猛威を振るっている昨今。
自宅などWi-Fi環境がある場所でほとんどの時間を過ごしている方も多いと思います。
こういった方はpovo2.0一択です。
基本料0円なので、月々のスマホ代を徹底的に安くできます。
それでも急にデータを使う用事が出てくることもありますよね。
そんな場合だけ、「データ使い放題」を330円で1日だけトッピングするのがオススメです。
・Wi-Fi環境で過ごす時間が多い方(外出少なめ)
・急用でデータ使う場合はデータ使い放題(330円)をトッピング
【〜3GB】データ使うけど動画視聴やゲームをやらない人→UQモバイル・povo2.0
スマホを連絡ツールのみに使用していて、SNSを始め、動画視聴やゲームをやらないという方もいらっしゃいますよね。
こういった方はUQモバイルとpovo2.0のどちらを選んでも大丈夫です。
- UQモバイル:【3GB】1,628円→990円(自宅セット割適用)
- povo2.0:【3GB】990円
ただし、適用される割引や状況などによっては違いが出てきます。
UQモバイルの場合は、事情によって自宅セット割が組めない方もいますので必ずしも990円になるとは限りません。
povo2.0は他の条件がなくとも990円なので、povo2.0のほうが若干有利と言えるでしょう。
【〜10GB】動画視聴・ゲームなどでデータをそこそこ使う人→UQモバイル・povo2.0
総務省の調査によると1ヶ月のデータ使用量で10GB前後になっている人が最も少なく、全体の3.6%しかありません。
しかしながら動画視聴するし、ゲームもやるという方は一定数いらっしゃいます。
こういった方はUQモバイルとpovo2.0のどちらを選んでも間違いはありません。
- UQモバイル:【15GB】2,728円→2,090円(自宅セット割適用)→990円(UQ応援割適用)
- povo2.0:【20GB】2,700円
両者とも適用されるキャンペーンや割引を無視すれば、2,700円前後でほとんど同じ料金になります。
ただし、UQモバイルは条件がそろえば安くなる見込みがあるので、UQモバイルのほうが若干有利と言えるでしょう。



でもpovo2.0は20GB使えるから、UQのほうが良いとは言い切れないんじゃない?
という声も聞こえてきそうですよね。
実は、UQモバイルにはデータを増量できる増量オプションⅡというサービスがあります。
こちらのオプションは月額550円ですが、キャンペーンで13ヶ月間無料になるのです。
くりこしプランMでは5GB増量されるので、15GB+5GB=20GBとなります。
1年間は990円で20GB使えるのでかなりお得です。
【〜30GB】動画視聴・ゲームなどでデータをすごく使う人→UQモバイル
動画視聴にゲームに、とにかくスマホを使い倒している方はUQモバイルがオススメです。
- UQモバイル:【25GB】3,828円→2,970円(自宅セット割適用)→1,870円(UQ応援割適用)
- povo2.0:【60GB】6,490円
25GBと60GBでは比較になりませんので、povo2.0の料金を30GBで3,245円として考えます。
UQモバイルは増量オプションⅡを利用すれば30GBで1,870円が最安値となります(1年間)。
条件さえ満たせばpovo2.0よりUQモバイルのほうが圧倒的に安いのはもちろんですが、
条件を満たさなかったとしても料金は600円ほどしか差がありません。
データを多く使うならUQモバイルにしましょう。



1ヶ月で50GB以上使う方は格安SIMのプランでもそこそこの料金になりますので格安SIMにする必要はないかと思います…。
結局どっちがいいの?


- 動画視聴やゲームをそこそこやる人(10GB前後)
- 5歳〜18歳までの子供がいる人(UQ応援割の適用条件)
- 独身だけど自宅のネットや電気を自由に変えられる(自宅セット割適用条件)
- やっぱり店頭でのサポートはハズせない人
- 独身の人
- 自宅のネットや電気がマンション指定のものになっている人
- 自宅などのWi-Fi環境にいることが多い人(データをほとんど使わない人)
UQモバイルとpovo2.0はどちらが優秀で劣っているなどの差はありません。
どちらもすばらしい格安SIM事業者だと思います。
上述の通り、ご自宅の環境・ご家族の状況で向き不向きがあります。
ご自身の状況に置き換えて選んでみてはいかがでしょうか!



ちなみに私は、
・職業柄スマホの操作には慣れているのでサポートいらない
・自宅のネット環境もアパートの管理費込みになっている
・独身で休日は家から出ずゲームと漫画を楽しむ
以上の理由からpovo2.0が好きです。
はい、寂しい奴だと思わないでください(笑)。




コメント