
スマホ料金が高いから格安SIMにしようかと思ってるんだけど、何にしていいか分かりません!
現代生活と切っても切り離せなくなったスマホ。
もはやスマホが生活の一部になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
だからこそ、スマホ代を安くすることが生活費の圧迫を抑える方法として最重要だと私は考えます。
しかもスマホ代を安くするのは簡単!格安SIMにしてしまえばいいだけです。
本記事で紹介する格安SIMは以下の6つです。
・安定的な回線速度でシンプルに料金安くしたいならahamo
・トッピングで自分の好きな時に使いたいならpovo2.0
・LINEが生活のメインで使うシーンが多いならLINEMO
・楽天ポイントも貯まっておトクに使いたいなら楽天モバイル
・auひかり、auでんきなどを使っている人はUQモバイル
・家族みんなで高速回線を楽しみたいならY!mobile
楽天モバイルに勤める筆者が格安SIMに対する疑問点や不安に対してお答えしていきます。
また、「大手キャリアと比較してどのくらい安くなるか」から「おすすめ格安SIM」まで徹底解説していきます!



【経歴】
・ソフトバンクに8年勤め、その経験を活かし楽天モバイルに転職
・モバイル業界にまつわるさまざまな疑問についてお答えします
格安SIMにすることへの不安の払拭
格安SIMのよくある質問
格安SIMにする時によく質問されることをまとめました。不安はないという方は読み飛ばしてください!
- 大手キャリアと比較してどのくらい安くなるの?
-
現在のプランにもよりますが、平均で3千円から4千円くらい安くなるイメージです。
各社の料金プランなどの詳細は以下に記載していきますので、比較してみましょう!
- 安くなるのは良いことだけどデメリットはないの?
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受け付けがWebのみである事業者が多いため、これまで受けていた手厚いサポートは受けられなくなります。
LINEのID検索ができなくなります。
キャリアメールアドレスが使用できなくなります。
- 今使っているスマホはそのまま使える?
-
基本的には使えます。
ただし、選んだ事業者によって対応機種が異なるので公式サイトで確認しましょう。
- スマホ本体を買うこともできるの?
-
格安SIMの契約と同時にスマホ本体を購入することも可能です。
全事業者で購入可能なわけではないので詳細は追って紹介していきます。
- どこで契約すればいいの?
-
Web受付が多いですが、店舗受付している事業者もあります。
本記事ではショップで対面受付している格安SIMも紹介しています。不安であればショップに行きましょう!
おすすめ格安SIM6選
ahamo


ahamoはNTTドコモが提供するサブブランドです。
使用している回線はもちろん本家のドコモと同じ回線なので、安定的に繋がるという安心感があります。
【ahamo概要】
備考 | ||
プラン料金 | 2,970円 | – |
データ容量/月 | 20GB | 海外でも20GB利用可能 |
データ容量超過時の速度 | 最大1Mbps | – |
データチャージ | 550円/1GB | – |
国内通話 | 5分かけ放題込み | 5分超過後は22円/30秒 24時間かけ放題オプション(1,100円)もあり。 |
メールアドレス | 提供無し | – |
ネットワーク | 4G/5G | – |
お申し込み | Web | ドコモショップでWeb申込をサポート(3,300円) |
ahamoの料金プランは1つしかありません。
月々2,970円で20GB・5分かけ放題が全てコミコミになっています。とても潔いですね。
そして驚きの海外でも20GB利用可能!
海外利用料金が別途かかる場合があるのですが、海外でも定額です。
ahamoの申し込み自体はWebからのみとなっていますが、ドコモショップでWeb申し込みのサポートもしております。
有料ですが、Web申し込みに不安があるという方は利用してもいいかもしれません。
格安SIMデビューとして、ahamoをおすすめします。


・ワンプランでわかりやすい
・1ヶ月で20GB前後使う人にはいいかも。海外で20GB使えるのもグッド!
・ただし格安SIMの中ではお高め
povo2.0


povo2.0はKDDIが提供するサブブランドです。
使用している回線はau回線なので、auのエリアをカバー。
安価ですが安定的な通信を行うことが可能となっております。
【povo2.0概要】
備考 | ||
プラン料金 | 0円 | |
データ容量/月 | トッピング | |
低速時の速度 | 最大128kbps | |
データチャージ | – | |
国内通話 | 22円/30秒 | 5分かけ放題(550円)、 24時間かけ放題(1,650円) |
メールアドレス | 提供無し | |
ネットワーク | 4G/5G | |
お申し込み | Webのみ |
povo2.0を使用する上でメインとなるのが「トッピング」です。
トッピングをすることで、自分の好きなタイミングで使うことが可能となっております。
トッピングしなければお金は全くかからないので(基本料0円)、良心的なプランだと言えそうですね!
【povo2.0トッピング内容】
データ量 | 料金 | 使用可能期間 |
データ使い放題 | 330円 | 24時間 |
1GB | 390円 | 7日間 |
3GB | 990円 | 30日間 |
20GB | 2,700円 | 30日間 |
60GB | 6,490円 | 90日間 |
150GB | 12,980円 | 180日間 |
povo2.0のデータトッピングは6種類あります。
使いたい時だけお支払いすればいいのでお手軽な感じがします。
筆者はpovo2.0のトッピングから昔のプリペイドケータイを思い出しました!
使いすぎる心配がないので安心ですよね。


・使わなければ基本料0円なのは◯
・トッピングのバリエーションが多くアレンジしやすい
・ただしトッピングしないと使えないのでめんどくさがりの人には向いてないかも
LINEMO


LINEMOはソフトバンクが提供するするサブブランドです。
こちらも大手ソフトバンク回線を利用しているため安定的な通信が可能です。
【LINEMO概要】
備考 | ||
プラン料金 | ミニプラン(3GB): 990円 スマホプラン(20GB): 2,728円 | |
データ容量/月 | 3GB/20GB | LINE使用時はノーカウント |
低速時の速度 | ミニプラン: 最大300kbps スマホプラン: 最大1Mbps | |
データチャージ | 550円/1GB | |
国内通話 | 22円/30秒 | 5分かけ放題(550円)、 24時間かけ放題(1,650円) |
メールアドレス | 提供無し | |
ネットワーク | 4G/5G | |
お申し込み | Webのみ(LINE含む) |
LINEMOのプランは2種類で、ミニプラン(3GB)とスマホプラン(20GB)から選択できます。
サービススタート時は20GBのみのワンプランでしたが、あまり使わない層の需要も考えてミニプランの提供も開始しました。
そして何よりLINEMOはLINEが使い放題!ギガノーカウントです。
「スマホといえばLINE・LINEといえばスマホ」と言えるほどサービスが拡大したLINEですが、連絡手段はもっぱらLINEでしているという方にはうってつけの通信事業者だと思います。


・LINE使用時にギガが減らないのはすごい
・欲を言えば、10GBプランもあった方が良かったのでは。
・LINEを使わない人にとってはあまり魅力的な格安SIMではないかも(少数派だと思いますが)
楽天モバイル


筆者が所属している楽天モバイルをご紹介いたします。
楽天モバイルは独自回線を展開しているため、大手通信事業者のサブブランドというわけではない点にご留意ください。
【楽天モバイル概要】
備考 | ||
プラン料金 | 0円〜3,278円(変動型) | |
データ容量/月 | 無制限 | 楽天回線エリアのみ(パートナーエリアでは5GB/月) |
低速時の速度 | 最大1Mbps | |
データチャージ | 550円/1GB | |
国内通話 | 無料 | 通話アプリ「Rakuten Link」使用時のみ |
メールアドレス | 提供無し | |
ネットワーク | 4G/5G | |
お申し込み | Web/店頭 |
楽天モバイルのプランはワンプランでとてもわかりやすいです。
使った分だけ料金が発生するのですが、最大でも3,278円までしかかかりません。
そして使用データ量が1GB以内であればずーっと0円!
「先月使いすぎちゃったから、今月は1GB以内に抑えてみようかな」みたいなことが可能です。
まぁ、使いすぎたとしてもかかる料金は3,000円程度なんですけどね(汗)
さらに電話をかける時も0円!
通話専用アプリ「Rakuten Link」を使用すれば、通話料金が無料になります(例外あり)。
楽天モバイルはどこで利益を取っているのか心配になってきます(実際、営業利益は赤字まっしぐら)。
また、楽天モバイルはWeb申し込みも可能ですが、店頭受け付けも行なっております。
手続きが不安な方はご来店いただくことをおすすめします!


・条件さえ合えば月々0円で通話・通信ができてしまうのは破格
・格安SIMの中ではめずらしく店頭受付をしているという安心感
・楽天ポイントが貯まる!使える!
・ただし、楽天エリアが狭い(エリアマップ要確認!)
UQモバイル


UQモバイルはauエリアが利用できる格安SIM事業者です。
auエリアでカバーされているので格安とはいっても圧倒的に繋がりやすく、快適で安心なネットワークとなっています。
【UQモバイル概要】
くりこしプランS +5G | くりこしプランM +5G | くりこしプランL +5G | |
基本料 | 【3GB/月】1,628円 | 【15GB/月】2,728円 | 【25GB/月】3,828円 |
自宅セット割 | -638円 | -638円 | -858円 |
割引後 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
低速時の速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
UQモバイルのプランは大きく分けて3つあり、ご自身に合ったものから選んでいただくスタイルです。
UQモバイルは余ったデータ使用量を翌月にくりこしできます。
「今月は我慢して、我慢して…来月パーっと使おう!」と考えている方もいるはず。
なお、繰り越すことができるのは翌月までです。
ずーっと永遠に繰り越されるわけではないので、注意しましょう。
UQモバイルはでんきorネットとセットにすることで月額料金がおトクになります。
自宅の電気、またはインターネット環境をauにまとめることで基本料が割引されます。
auでんき・auひかりなど、自宅の環境もauにまとめてしまった方が管理も楽です。
特に強いこだわりがなければ、まとめない手はないと思います。
そして安心のサポート体制!
UQモバイルショップ(以下UQスポットと呼びます)、現在では全国に約2,300店舗を展開。
操作でわからないこと、ご契約前の相談や見積もりなどのお悩みを解決してくれます。


・安心のauエリア網なので通信は安定している
・全国に店舗があるため困った時も相談できる
・auひかり、auでんきなどとセットにしないとそこまで安くならない
Y!mobile


Y!mobileはソフトバンクエリアが利用できる格安SIM事業者です。
ソフトバンクネットワークと同じなので高速で高品質な通信をお楽しみいただけます。
【Y!mobile概要】
シンプルプランS | シンプルプランM | シンプルプランL | |
基本料 | 【3GB/月】2,178円 | 【15GB/月】3,278円 | 【25GB/月】4,158円 |
家族割引 or おうち割 | -1,188円 | -1,188円 | -1,188円 |
割引後 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
低速時の速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
Y!mobileのプランは大きく分けて3つあり、ご自身に合ったものから選んでいただくスタイルです。
Y!mobileは家族割があります。
Y!mobileにも自宅のインターネットを「ソフトバンク光」にすることでセット割引(おうち割)が適用されます。
しかし「自宅のインターネットを変えたくない!」「諸事情で変えられない!」という方もいらっしゃるでしょう。
大丈夫、Y!mobileには家族割があります!
ご家族みなさんでY!mobileにまとめていただくことで、おトクにお使いいただけます。
ただし、家族割は2回線目以降に適用される点・おうち割と家族割は併用できない点に注意です。
Y!mobileはメールアドレスが無料で使えます。
格安SIM事業者の多くはメールアドレスを提供していないことが多いです。
メールアドレスを提供している事業者でも有料での提供がほとんどなので、使う方にとってはうれしい特典と言えるでしょう。
(ちなみにUQモバイルは月額220円)
サポート店舗は全国に約2,600店を展開!
Y!mobileはアフターフォローも充実しており、契約の相談から故障時の修理対応までしっかりと対応してくれます。
また、Y!mobileはソフトバンクの店舗と併設していることが多いため(デュアルショップ)、
Y!mobileだけでなくソフトバンクについての相談も受けてくれるのも安心です。


・ソフトバンクのエリア網なので通信は安定している
・キャリアメールアドレスが必要な人にとってはいいかも
・家族割、ソフトバンク光などとセットにしないとそこまで安くならない
結局どの格安SIMを選べばいいのか



それで、結局どの格安SIMを選べばいいの?
ここまで紹介してきた6つのおすすめ格安SIMの中から選んでいただければ、間違いありません!
ただ、あえてどれがいいか選ぶとすれば楽天モバイルです。
筆者が楽天モバイルスタッフだからというのもあるんですが(笑)。
使わなければ0円で持つことができるし、たくさん使っても3,278円というの破格だと思うんですよね。
さらに楽天ポイントも貯まっていくしまさに最強です。
再度、各社のおすすめポイントです。
・安定的な回線速度でシンプルに料金安くしたいならahamo
・トッピングで自分の好きな時に使いたいならpovo2.0
・LINEが生活のメインで使うシーンが多いならLINEMO
・楽天ポイントも貯まっておトクに使いたいなら楽天モバイル
・auひかり、auでんきなどを使っている人はUQモバイル
・家族みんなで高速回線を楽しみたいならY!mobile
どれを選んでも今より安くなることは間違いないです。
もっと安い格安SIM事業者は存在するのですが、
・安いとか以前に通信が繋がりにくい!
・サポートもしてくれない!
という問題が付いてきます。
名前を初めて聞いたような格安SIM事業者と契約したために、日常生活に支障が出るほどにスマホが使いにくくなってしまったというのでは元も子もありませんよね。
これは私の個人的意見ですが、ある程度の知名度は必要なのだと思います。
「あの有名な会社が運営しているから、通信も大丈夫なはずだ」「CMでよく流れているからみんな使ってるんだ」など、知名度で格安SIMの信頼を担保しているからです。
本記事で紹介してきた格安SIM事業者は、どれもCMやネット広告などで宣伝されているものばかりです。



ぜひ、この機会に格安SIMに切り替えてスマホ代を安くしましょう!
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