
povo2.0に乗り換えたいんだけどちゃんとできるか不安…
こんな不安にお答えしていきます。
本記事ではpovo2.0に乗り換える手順と注意点を解説していきますのでご安心くださいね!
【この記事のメリット】
・povo2.0への乗り換え方法がわかるようになる
・povo2.0への乗り換えが失敗なく完了できるようになる



【経歴】
・ソフトバンクに8年勤め、その経験を活かし楽天モバイルに転職
・モバイル業界にまつわるさまざまな疑問にお答えします




【全部で5つ】契約に必要なものを準備する!


契約に必要なものは以下の5点です。
・本人確認書類
・クレジットカード
・ご利用端末
・SIMロック解除
・MNP予約番号
以下で詳細と注意点を解説していきます。
本人確認書類
本人確認書類は以下の3つのいずれかをご用意ください。
・運転免許証
・マイナンバーカード(通知カードは×)
・在留カード(在留期限が90日以上のもの)
本人確認書類記載の名前・住所・生年月日が間違っていないことを確認してください。
ご結婚による改姓、引越しによる住所の変更など情報更新は必要です。更新がまだの方は、更新してから手続きを進めるようにしてください。更新がないまま進めても100%手続きに失敗します。
通知カードはマイナンバーカードではありません。
顔写真付きのマイナンバーカードをご用意ください。発行まで時間がかかるので早めの発行申請をおすすめします。ちなみに筆者は発行まで1ヶ月以上かかりました(汗)。
指定の在留期限内の在留カードをご用意ください。
日本にいられる期限はOKでも、90日以上の在留期限が残っていないとpovo2.0は契約できません。ご了承ください。



筆者は「在留期限切れ」の外国人の応対をしたことがあります。スマホの契約してる場合じゃないでしょ!
クレジットカード
povo2.0の支払い方法はクレジットカードのみです。口座振替には対応しておりません。
ご利用いただけるクレジットカードは以下の通りです。
・VISA
・MasterCard
・JCB
・American Express
・Diners Club
大体のクレジットカードは上記の銘柄になっていますので、お持ちのクレジットカードも大丈夫かと思います。
クレジットカードには3Dセキュアと呼ばれる不正利用防止のセキュリティ機能を用意していることが多いです。
こちらの3Dセキュアがオンになっていないと契約できない格安SIMもあるんですが、
povo2.0については特記されていませんでした。
ご利用端末
povo2.0を利用するためにはSIMフリー端末・SIMロック解除端末が必要です。
また、お手元のスマホがpovo2.0に対応していないと利用できません。
povo2.0対応機種は以下の通りです。
iPhone
・13 Pro Max/13 Pro/13/13 mini
・12 Pro Max/12 Pro/12/12 mini
・11 Pro Max/11 Pro/11
・XS Max/XS/XR/X
・8 Plus/8
・7 Plus/7
・6s Plus/6s
・SE(第1世代/第2世代)
以上のiPhoneは、povo2.0の所定の条件下において動作確認が取れていると発表されています。
ただし、何らかの理由で「通信不可・通信不良・その他動作不良」となった場合であっても一切の動作保証をするものではありません。
そして、iOSバージョンが14.5未満の場合SIMカードを挿入しても利用できないので
最新バージョンへのアップデートをお願い致します。
【iOSの確認方法】








【最新バージョンへのアップデート方法】
上記システムバージョン14.7.1は最新バージョンではないのでアップデートしなければなりません。
2022年1月6日時点での最新iOSバージョンは15.2です。







iPhoneがWi-Fi接続されていないとアップデートできません。
またアップデートには時間がかかるので余裕を持っておこないましょう。
1時間以上かかることもあります(泣)。
Android
povo2.0に対応しているAndroid機種はとても豊富。
その数なんと250機種!なので、ご自身で使われている機種も利用できるはずです。
新たに動作確認できた機種も順次追加予定なので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。



AQUOS・Xperiaなど、対応端末は豊富にラインナップされています。
あなたの機種もきっと使えるはず!
SIMロック解除
ご自身で使われている機種がpovo2.0に対応していても、SIMロックがかかっていると契約しても利用できません。
SIMロックとは携帯電話会社の各キャリアがスマートフォンに独自のロックをかけ、他社のSIMカードを挿入しても使えないようにすることです。
でもSIMロックを解除すれば大丈夫!SIMロック解除はこちらからお願いします。
【以下の場合はSIMロック解除不要】
・auからpovo2.0にする場合は、SIMロック解除不要です。
・ドコモで2021年8月27日以降に購入された機種にはSIMロックがかかっていないため解除不要です。
・ソフトバンクで2021年5月12日以降に購入された機種にはSIMロックがかかっていないため解除不要です。
MNP予約番号の発行(他社から乗り換えの場合)
MNP(Mobile Number Portability)予約番号とは、ご自身で使用している電話番号を他社で利用するために必要な10ケタの番号のことを言います。
MNP予約番号がないと電話番号を引き継ぐことができません。
MNP予約番号の発行は、現在使用している携帯電話事業者に問い合わせて発行する必要があります。
代表的な携帯電話事業者の問い合わせ先は以下の通りです。
【携帯電話事業者】 | 【連絡先】 | 【受付時間】 |
ドコモ | 0120-800-000 | 9:00〜20:00 |
au | 0077-75470 | 9:00〜20:00 |
ソフトバンク | 0800-100-5533 | 9:00〜20:00 |
Y!mobile | 0570-039-151 | 9:00〜20:00 |
UQ mobile | 0120-001-659 | 9:00〜21:00 |
各社ウェブサイトからも発行可能です。しかしウェブサイトではIDとパスワードを使ってログインを求められるので、忘れてしまった場合は結局MNP予約番号を発行できません。
やはり電話窓口に連絡するのが最も手っ取り早いでしょう。お近くにショップがある場合は利用するのも手です。
電話窓口のオペレーターは手強いですよ。なかなかMNP予約番号を発行してくれません。
予約番号をすんなり発行してしまうと上に怒られるんでしょうね(汗)。
総務省は「他社へ転出希望の方に対して引き止めを行うことを禁止する方針」を示しましたが、法令が敷かれたわけではありません。現状では普通に「引き止め」が行われていますのでご注意ください。



発行してもらうまで粘り強くいきましょう…!
準備できたらpovo2.0に乗り換えよう!


準備で疲れてしまったと思いますが、ここからが本番ですよ。がんばりましょう!



ここでは他社からpovo2.0への乗り換え手順を紹介していきます。
povo2.0は公式ウェブサイトから申し込みすることができません。
公式アプリから申し込む点に注意です。


メールアドレスはその場ですぐにメール内容が確認できるものにしてください。
この後登録完了のメールが送信されてきます。


SIMタイプと契約タイプを選択しましょう。
ここでは「SIMカード」と「他社からのお乗り換え」を選択


名前・生年月日・住所・電話番号・MNP予約番号・クレジットカード情報など、入力を求められるのはご自身についてのことなので難しい箇所はないと思います。
本人確認書類と顔写真の撮影も求められます。




内容をよく読まない方がいますが、重要なことが記載されているのでちゃんと読むことをおすすめします。


SIMカードは約1週間ほどで自宅に配送されてきます。
SIMカードを本体に挿入したら、APN設定をおこなってください。
今回はiPhoneのAPN設定を紹介します。
Androidは機種により文言や表現が異なるためこちらからご確認ください。
【iPhoneのAPN設定】
APN設定といってもそれほど難しいものではなく、プロファイルを削除するだけでOKです。
本体の「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」→「プロファイルを削除」
「VPNとデバイス管理」の箇所は「プロファイルとデバイス管理」と表示されている場合もあります。





手続きは以上となります。お疲れ様でした!
【まとめ】povo2.0への乗り換えは準備がすべて


povo2.0への乗り換えは、必要書類と事前準備が整っていればとてもシンプルです。
【必要書類 & 事前準備】
・本人確認書類
・クレジットカード
・ご利用端末→【最重要】povo2.0対応端末か確認!
・SIMロック解除
・MNP予約番号



以上5点の準備が完了していれば契約は楽勝でしょう!
本日は以上となります。ありがとうございました!




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