
私も楽天モバイルに乗り換えたいです!でも一人でできるか心配…
こんな不安にお答えします。
本記事では楽天モバイルに乗り換える手順と注意点を解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!
【この記事のメリット】
・楽天モバイルへの乗り換え方法がわかるようになる
・楽天モバイルへの乗り換えが失敗なく完了できる



【経歴】
・ソフトバンクに8年勤め、その経験を活かし楽天モバイルに転職
・モバイル業界にまつわるさまざまな疑問にお答えしていきます




契約に必要なものを準備する


契約に必要なものは以下の6点です。
・本人確認書類
・クレジットカード or キャッシュカード
・楽天会員IDとパスワード
・ご利用端末
・SIMロック解除
・MNP予約番号
以下で詳細と注意点を解説していきます。
本人確認書類
本人確認書類は以下の内、いずれか1つをご用意ください。
【1点でOK】
・運転免許証
・運転経歴証明書
・マイナンバーカード (通知カードは×)
・在留カード
・特別永住者証明書
【補助書類も必要】
・健康保険証+補助書類
・日本国パスポート+補助書類
・住民基本台帳カード
・精神障がい者保健福祉手帳 (※)
・療育手帳 (※)
・身体障がい者手帳 (※)
必ず有効期限内のものをご用意ください。
期限切れの本人確認書類は無効です。更新してから手続きしましょう。
また、記載の住所・氏名が正しいか確認してください。
通知カードはマイナンバーカードではありません。
顔写真付きのマイナンバーカードをご用意ください。発行まで1ヶ月以上かかることもあるのでお早めに発行申請しましょう。
外国籍の方は在留期限にも注意が必要です。
在留期限は1年以上残っている必要があります。
ただし、留学目的の場合は2年以上残っている必要があるのでご注意ください。
精神障がい者手帳・療育手帳・身体障がい者手帳に住所の印字がされている場合は補助書類は不要です。
手帳に住所の記載がない場合のみ補助書類をご用意ください。
クレジットカード or キャッシュカード
楽天モバイルでご利用いただけるクレジットカードは以下の通りです。
・楽天カード
・VISA
・MasterCard
・JCB
・American Express
・Diners Club
楽天モバイルではスマホ本体の販売もおこなっていますが、
端末購入には必ずクレジットカードが必要です。
- クレジットカードを持っていない場合はどうすればいいの?
-
「楽天銀行デビットカード」「スルガ銀行デビットカード」をご利用いただけます。
「クレジットカードは持たない主義」「クレジットカードの審査に通らない」など、さまざまな理由でクレジットカードをお持ちでない方はいらっしゃるものです。
クレジットカードをお持ちでない方は、「デビットカード」でお支払い可能です。
どのデビットカードでもいいわけではなく、「楽天銀行デビットカード」「スルガ銀行デビットカード」の2種のみです。
また、デビットカードでスマホ本体を分割で購入することはできません。
一括購入のみとなりますのでご認識ください。
・スマホ本体の購入はクレジットカード決済のみ
・クレジットカードを持っていない場合は指定のデビットカードでOK
・デビットカードではスマホ本体の分割購入はできない
・クレジットカードで分割購入する場合は、各クレジット会社の分割手数料が発生する



楽天カードでスマホ本体を分割購入する場合は分割手数料はかかりません。
キャッシュカードなど口座情報がわかるもの
楽天モバイルは口座振替にも対応しています。利用可能な金融機関は以下の通りです。
・都市銀行
・ゆうちょ銀行
・ネット銀行
・地方銀行
・信用金庫
・信用組合
・労働金庫
利用可能な金融機関の詳細は以下のページからも確認できます。
口座振替を設定する際の注意点
楽天モバイルでのお支払い方法を口座振替にすると毎月110円の手数料がかかります。
一部の金融機関では、セキュリティ強化の観点から口座振替を設定する際にワンタイムパスワードを入力するよう求められます。
ワンタイムパスワードはショートメールで送信されてきます。
ワンタイムパスワードの送信先ですが、ご自身の口座開設をおこなった際に設定している連絡先となります。
こちらの連絡先が「現在使用していない電話番号の場合」「固定電話番号になっている場合」はワンタイムパスワードを確認することができません。
ワンタイムパスワードがどうしても確認できない場合は、各金融機関に問い合わせることで解決できることが多いので確認してみましょう。
・支払い方法口座振替にすると毎月110円の手数料がかかる
・金融機関によってセキュリティの観点からうまく口座振替設定ができない場合がある



クレジットカード・口座振替ともにご自身のものでなくても設定できます。ただし、クレジットカードや口座の名義人情報を入力する必要があります。
楽天IDとパスワード
楽天モバイルを契約するには楽天会員になる必要があります。
楽天会員になる時に設定するのが楽天IDとパスワードとなります。
普段から楽天市場やその他楽天サービスを利用している方は、楽天会員になっていると思いますので心配ありません。
楽天会員になる時の注意点
楽天モバイルでは、ユーザー情報を一つの楽天IDで管理しています。
楽天モバイルの契約者=楽天会員
である必要があるのです。
なので、以下のような場合楽天モバイルの契約ができません。
・楽天会員はAさんだが楽天モバイルの契約者はBさん
・Aさんが既に楽天モバイルを契約していて、Aさんが別の楽天IDを使って2回線目以降を契約する場合
楽天会員IDとパスワードは忘れないように控えておきましょう。
忘れてしまった場合は楽天市場に問い合わせる必要があり、とてもめんどくさいです。



楽天IDを3つ以上持っていて、何がなんだかわからなくなってしまった!という方を見かけたことがあります(汗)。
楽天IDはしっかり管理しましょう。
ご利用端末
楽天モバイルではスマホ本体の販売をおこなっていますが、
ご自身で使用しているスマホを使う場合は楽天モバイル対応機種である必要があります。
対応機種は以下の通りです。
iPhone
・13 Pro Max/13 Pro/13/13mini
・12 Pro Max/12Pro/12/12mini
・11 Pro Max/11 Pro/11
・XS Max/XS/XR/X
・8 Plus/8
・7 Plus/7
・6s Plus/6s
・SE (第1世代/第2世代)
以上のiPhoneは、楽天モバイル所定の条件下で動作確認が取れたと発表されています。
ただし、何らかの理由で通信不可・通信不良・その他動作不良となった場合であっても楽天モバイルが動作保証をするものではありませんのでご注意ください。
楽天モバイルではiPhoneのiOSバージョンが14.4以降でないと動作しません。
iOS14.3以前のバージョンの場合はアップデートする必要があります。
【iOSの確認方法】








【最新バージョンのアップデート方法】
上記システムバージョン14.7.1は最新バージョンではありません。
楽天モバイルで動作確認が取れているバージョンですが、14.3以前のバージョンをお使いの方のためにアップデート方法をご紹介します。
2022年2月14日時点の最新iOSは15.3.1です。







アップデートするにはiPhoneがWi-Fi接続されている必要があります。
Android
楽天モバイル対応機種は65種類と他社の比べて少ないです。
楽天モバイル公式ページに記載のない機種を使って楽天モバイルを契約をするのはおすすめできません。
楽天モバイルスタッフである筆者としてはおすすめしませんが、
動作確認が取れていない機種にSIMカードを入れてみたら「意外と問題なく動作した」という経験は多くあります。
動作確認が取れていないので楽天モバイルで使えないというわけではありませんので諦めないでください。



動作確認が取れていない機種は楽天モバイルとしても契約はおすすめしていませんので、自己責任でお願いします。
SIMロック解除
ご自身が使われている機種が楽天モバイルに対応していても、SIMロックがかかっていると利用できません。
SIMロックとは携帯電話会社の各キャリアがスマートフォンに独自のロックをかけ、他社のSIMカードを挿入しても利用できないようにすることです。
したがってSIMロックを解除する必要があります。以下のページから解除できます。
【ドコモ】SIMロック解除
【au】SIMロック解除
【ソフトバンク】SIMロック解除
【以下の場合はSIMロック解除不要】
・ドコモで2021年8月27日以降に購入された機種にはSIMロックがかかっていないため解除不要です。
・auで2021年10月1日以降に購入された機種にはSIMロックがかかっていないため解除不要です。
・ソフトバンクで2021年5月12日以降に購入された機種にはSIMロックがかかっていないため解除不要です。
MNP予約番号
MNP(Mobile Number Portability)予約番号は、ご自身で使用している電話番号を他社で利用できるようにするために必要な10ケタの番号のことを言います。
MNP予約番号がないと電話番号を引き継ぐことができません。
代表的な携帯電話事業者のMNP予約番号発行の受付窓口は以下の通りです。
【携帯会社】 | 【連絡先】 | 【受付時間】 |
ドコモ | 0120-800-000 | 9:00-20:00 |
au | 0077-75470 | 9:00-20:00 |
ソフトバンク | 0800-100-5533 | 9:00-20:00 |
Y!mobile | 0570-039-151 | 9:00-20:00 |
UQ mobile | 0120-001-659 | 9:00-21:00 |
各社ウェブサイトでも発行可能ですが、電話窓口に誘導されることもあります。
コールセンターのオペレーターがなかなか手強い
電話窓口のオペレーターは強敵で、なかなかMNP予約番号を発行してくれません。
「乗り換えると違約金がいくらかかる」とか、「これだけ損しますよ」とか、あの手この手で発行を阻んできます。
総務省は「他社へ転出希望の方に対しての引き止めを行うことを禁止する方針」を示しましたが、法令が敷かれたわけではありません。
普通に引き止められるのでご注意ください。
MNP予約番号を再取得する必要があることも
楽天モバイルをご契約する際の注意点です。
ウェブで製品(SIMカード単体も含む)を申し込むと、自宅に届くまでにしばらく時間がかかってしまうことがあります。
製品が届くまでの間にMNP予約番号の有効期限が切れてしまった場合は、再取得が必要となります。


ウェブ上で手続きした日は開通日ではありません。
SIMカードが自宅に届いて、スマホ本体に挿入して開通させるまでは手続きは完了していないものとご認識ください。
準備ができたら楽天モバイルに乗り換えよう!





ここでは他社から楽天モバイルへの乗り換え手順を紹介します。
楽天モバイルのプランは一つしかありませんが、形式的に「プランを選択する」をタップしてください。
①オプションを選択
10分(標準)通話かけ放題/1,100円、ノートンモバイルセキュリティ/220円などのオプションサービスの加入が可能です。必要な場合は選択してから先に進みましょう。
②SIMタイプの選択
SIMタイプの選択がありますが、「SIMカード」を選択した方が無難です。
eSIMは設定が少し難しいため慣れていない方にはおすすめできません。
選択が終わったら「この内容で申し込む」をタップ。
ご自身の楽天IDを使ってログインしてください。
楽天モバイルは楽天会員になっていないと契約できません。
会員になっていない方はまずは楽天会員登録をしましょう。
もちろん年会費や入会費は無料なのでご安心ください。
①契約者情報の確認
氏名・生年月日・住所が表示されます。
間違いなければ「契約者情報が正しいことを確認しました」にチェック。
②本人確認書類のアップロード
「書類画像をアップロードで確認」「AIかんたん本人確認(eKYC)」「受け取り時に自宅で確認」の3つからお選びいただけます。
お好きなものをお選びください。
①電話番号・MNP予約番号・MNP予約番号の有効期限を入力
MNP予約番号を入力していく際は注意してください。
MNP予約番号は有効期限が7日以上残っている必要があります。
②受け取り方法とお支払い方法を選択
途中で楽天ポイントを使用するか聞かれます。
「すべてのポイントを使う」を選ぶと、楽天ポイントが貯まると即座に楽天モバイルの支払いに充てられてしまうためご注意ください。
最後に下部にある「申し込む」をタップして手続き完了です。


楽天モバイル対応機種であればSIMカードを挿入するだけですぐに利用することができます。
開通のためのいわゆる「APN設定」をおこなう必要はありません。
くれぐれも、楽天モバイル非対応機種で契約を進めないようご注意ください。
【まとめ】楽天モバイルへの乗り換えは準備がすべて


ここまで長々と説明してきましたが、準備ができていれば手続きは30分もあれば完了します。
つまり準備がすべてなのです。
【必要書類 & 事前準備】
・本人確認書類
・クレジットカード or キャッシュカード
・楽天会員IDとパスワード
・ご利用端末→【最重要】楽天モバイル対応機種か確認!
・SIMロック解除
・MNP予約番号



準備をしっかり済ませてサクッと手続きしちゃいましょう!




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